本日は、建売住宅を購入する前の契約前診断を行いました。
新築住宅の場合は、10年の瑕疵保証があるというのが瑕疵担保履行法にて規定さてているため、中古住宅とは違う観点の調査が必要になります。
床下はベタ基礎なのでとっても状態が良いです。床の断熱のチェックをします。
設備機器は動作確認が取れれば取ります。
天井裏の断熱や初期の雨漏れなどもチェックします。
最も詳細に診るのが床や壁の傾斜です。
不同沈下は長い期間かけて、ゆっくり傾く圧密沈下という現象の場合
新築時点では傾いていないので、各部屋の詳細傾きを数値化して置きます。
この資料が不同沈下が徐々に起こる場合、初期数値として残りますので、例えば5年度同じ床を測定したとき圧密沈下による不同沈下が進行しているのかがわかります。
この時使うのがレーザー水平器です。部屋の4隅と中央の計9ポイント計測して数値化します。
とても水平精度の高い建物でした!
ラクジュ本橋